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2025年日本眼科学会総会で学んだこと

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2025年日本眼科学会総会で学んだこと

  • 2025.04.21

    2025年日本眼科学会総会(東京)で学んだことを忘備録として列挙しておく。

    ・Fine Vision HP という3焦点レンズが発売された。

    ・14%の光学ロス

    ・グレア・ハローはかなり少ない。

    〜〜

    ・乱視が-1.0D以上あると多焦点レンズは遠方視力が1.0見えなくなる。

    ・+0.5Dずれると遠方視力が落ちる。

    ・連続焦点レンズはハローやスターバーストが酷い。

    ・TIPIテストを行い、神経症傾向のある人に多焦点レンズを入れない。

    ・夜間用のサングラスでグレアは減る。

    〜〜

    ・スティーブンス・ジョンソン症候群は、充血、偽膜、上皮欠損に留意。

    ・初期にステロイド点眼が非常に大切。

    ・発症4日以内にリンデロン4回点眼した群の予後がとても良好だった。

    ・風邪薬内服は発症リスクのオッズ比5以上

    ・HLA-A02:06が関与

    ・眼表面の角化は可逆的

    〜〜

    ・認知症は2050年に世界で1.5億人になる。

    ・視覚障害は認知症発症リスクが35%高まる。

    ・聴覚障害と視覚障害を合併すると認知症発症リスクが1.46倍になる。

    ・うつ病やADL低下が引き金になると予想されている。

    ・白内障手術をすると認知機能低下リスクが25%低下する。

    ・MCIでは認知機能低下リスク改善。しかし認知症になると、リスクは改善しなかった。

    ・つまり早めに白内障手術を行うことが大切。

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