今月号の「日本の眼科」という雑誌に岐阜県の3歳児検診でスポットビジョンスクリーナー(SVS)の有用性についての報告がなされてました。
従来の検査=発見率1.1%、陽性的中率14.3%
SVS検査=発見率2.1%、陽性的中率25.3%
SVSは非常に優れた医療機器であることが証明されました。
岐阜県では令和2年に19、令和3年に31の自治体がSVSを導入とのことです。
SVSで見つける主たる疾患は遠視性弱視です。
3歳で弱視を見つけることができれば低年齢ほど治療反応性が良いため、かなりの弱視治療効果が期待できます。
SVSはすべての自治体に導入されるべき機械です。
販売価格は約100万円と高額な機械ですが、その価値は十分にあります。
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