Amazonで「コンタクトレンズ メニコン」って検索すると、
メニコン1dayっていうソフトコンタクトがトップで出てきた。
結構売れているみたい。
値段は30枚で1箱1894円。激安だ。
メニコンのレンズは岐南眼科で取り扱ったことがないので性能を調べてみた。
当院の主力商品であるアルコン社のプレシジョンワンと比較する。
なるほど。
メニコン1dayは発売日が20年近く前。
もう化石みたいな古いレンズ。
まず素材が古い。
さらに酸素透過性を示すDK/t値がたったの22しか無い。
プレシジョンワンの1/7しか酸素を通さない。
かなり眼に悪いレンズだと言える。
今の時代、シリコンハイドロゲルレンズであることは必須。
このような酸素を通さないレンズを長期で使用すると、角膜内皮細胞の数が減少する。
1000個を下回ると白内障手術がハイリスクとなる。
500個を下回ると失明してしまう。
というわけで、大切な眼を守るため、
コンタクトレンズは眼科医の指導の元、購入しましょう。
コメントする