作家の曽野綾子さんが、今年亡くなった。
私は彼女の鋭く社会に切り込む視点に感銘を受け、勝手に慕っていた。
彼女を知ったのは産経新聞の"透明な歳月の光"というコラムだった。
ちょうどマラソンで思い出したので、私が感銘を受けた彼女のコラムを一部引用する。
(猫ひろしが国籍を変えてマラソンのカンボジア代表に選ばれた内容について)
"〜しかし猫氏という方が、オリンピックの出場資格を勝ち取るために、カンボジア国籍を取ったという話は、かなり大きな意味を持っている。〜猫氏の行為はお金目当てのものではないだろう。しかし自分の名誉を得るために、国籍まで利用するというのは、矜持も礼儀もわきまえない卑しい行為だ。〜自分の持って生まれた才能の限度、生まれた年代や場所、所属する国家の運命を自然に受け入れる。晴れの舞台に出る出ないより、時にはその挫折から学ぶことのほうが大きい"
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なんて歯切れのよい文章。まさにその通りだ。
彼女のような品性のある、伝統的な日本人としての精神を伝える保守論者が去ったのはとても惜しい。
また近日改めて彼女の本を読み直してみたい。


















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