眼科手術学会誌の2025年38巻に宮田眼科医院の森洋斉先生が論文を出されていた。
それによると、白内障手術で散瞳不良症例やIFIS症例に対して、希釈したミドリンPの前房内投与が非常に強力かつ有効であったとのこと。
早速当院白内障患者で散瞳不良およびIFIS症例3例に術中使用した。
<使用法>
ミドリンP2滴をBSS2mlで希釈し、手術開始より0.2ml前房内に投与
<結果>
5秒程度で瞳孔が拡張し始め、術中にどんどん散瞳していった。
IFIS症例では僅かな虹彩動揺は残るも全く支障なく手術を行うことができた。
術後炎症なく、角膜内皮細胞の減少も認められなかった。
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ミドリンP前房内投与は適応外使用のため、各医師の判断での投与となる。
私の印象では、ミドリンP投与は非常に有用な手段であり、虹彩切開や虹彩リトラクター使用よりも侵襲が少ないと考えられた。


















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