網膜静脈閉塞症の最新のコホート調査結果が今年8月、権威ある学術誌 Ophthalmology に発表された。
それによると9305人の参加者のうち、
0.35%が網膜静脈分枝閉塞症を発症。
0.043%が網膜中心静脈閉塞症を発症した。
オッズ比は以下の通りだった。
高血圧 2.65
脂質異常 2.65
糖尿病 3.51
心筋梗塞または脳梗塞の家族歴 2.81
喫煙歴 0.86
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致死率のハザード比は以下の通りだった。
網膜静脈分枝閉塞症 2.27
網膜中心静脈閉塞症 3.83
(年齢、性別、高血圧、BMI、喫煙歴、糖尿病、心筋梗塞または脳梗塞の家族歴、脂質異常のリスクを調整後)
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静脈閉塞症の発症が致死率をこれほどまでに上昇させることにたいへん驚いた。
発症原因として血圧管理をよく外来で指導しているが、同時に脂質異常症や糖尿病も強く指導する必要がある。
また家族歴もしっかりと聴取する必要がある。
Incidence of Retinal Vein Occlusion and Its Association with Mortality
Voigt, Anna Maria et al. Ophthalmology, Volume 132, Issue 8, 869 - 877
















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