2026年5月のOphthalmology誌でNSAID の内服とAMDの発症の関係についてコホート研究の結果が報告された。
<研究デザイン>
多施設電子カルテデータベース(TriNetX)を用いた後ろ向きコホート研究。2015年1月〜2024年12月のデータを使用。
<対象>
NSAID処方歴のある患者 634,794例 vs. NSAID非使用患者 634,794例
<結果>
| 追跡期間 | HR (NSAID vs 非使用) | 95%CI |
|---|---|---|
| 6ヶ月 | 0.31 | 0.27-0.36 |
| 1年 | 0.36 | 0.33-0.39 |
| 3年 | 0.42 | 0.40-0.44 |
| 5年 | 0.48 | 0.47-0.50 |
| 全追跡期間 | 0.58 | 0.56-0.59 |
あくまでもコホート研究なので因果関係を証明することはできないが、NSAID内服がAMDの抑制に関わっている可能性が高いと予想できる。
抗VEGF注射一辺倒の現代医療において、NSAIDによるAMD予防・治療の可能性を示唆する論文だ。


















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