リジュセアミニは近視抑制の点眼薬。
参天製薬が今月末発売を予定している。
1日1回寝る前に点眼する。
無作為化二重盲検試験にて24ヶ月間観察、
プラセボ群(N=99)が-1.643D の悪化に対し、
リジュセアミニ群(N=101)は-1.006D の悪化にとどまった。
この点眼薬の有効性は明らかだが、
中止したときのリバウンドが問題になる。
リジュセアミニ投与24ヶ月後からプラセボに切り替えた群(N=41)は36ヶ月後-0.75D悪化した。
プラセボ継続群(N=43)は-0.396Dの悪化にとどまった。
まとめると、リジュセアミニは近視抑制にとても有効だが、近視が進行しない年齢まで点眼し続ける必要があるということだ。
ただ、成人になっても近視が進行する症例が散見されており、何歳まで点眼したほうが良いか、明確なエビデンスがない。
今後の調査が期待される。
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