今週は角膜に塩酸をかける治療をした。
帯状角膜変性という、角膜にカルシウムが沈着する病気がある。
下の写真が帯状角膜変性。
角膜中央から下方にかけて帯状に白い混濁がみられる。
1.キシロカイン点眼麻酔
2.スパーテルで角膜上皮を剥離
3.希塩酸1%を2秒角膜に塗布
4.大量の水で洗浄する
塗布後一瞬で角膜が透明化した。
角膜中央部の混濁が消え、瞳孔内が透明になっている。
2HCl+CaX→CaCl₂+H₂X となり、カルシウムが溶けるのだ。
この治療を考えた先人の眼科医は天才だ。
塩酸でカルシウムを溶かす治療は、PTKと比較し角膜がほとんど変形しないためとても有益な治療法だ。
















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