院長ブログ
ザイデルの5収差に加え、色収差までも補正したレンズ。 その解像力は凄まじい。 レンズを買うのに2年待った甲斐があった。 〜〜〜〜〜〜〜 解像度は正義。 解像度を落とすことはいくらでもできるが、後から上げることはできない。 だから極力収差の少ないレンズを選ばねば。 もちろん眼内レンズも。 拡大しても解…>>続きを読む
"Cataract surgery" に記載の白内障手術核分割法が面白かったのでまとめた ・Bowl then prolapse法・・表面を削り、前房に核を虚脱させ、超音波乳化吸引 ・Pop and chop法・・核を半分前房に虚脱させ超音波乳化吸引 ・Divide and conquer法・・中央…>>続きを読む
"レディープレイヤー1"という映画を観た。 現実と仮想空間の間で繰り広げられるアクション映画。 2018年の作品なので6年前の作品だ。 仮想現実ではスーパーヒーローなのに、現実世界ではスラム街の住人。 治安を維持させ、貧困を忘れさせる方法としてメタバースを用いているのだ。 〜〜〜〜〜〜〜 貧困を忘れ…>>続きを読む
2023年における日本白内障屈折矯正手術学会の臨床調査結果 ・白内障手術件数 26~50/month・・27% ・両眼同時手術行っていない・・53% ・PAヨード術中散布・・44% ・術直後抗菌剤前房内投与・・30.9% ・核分割法 D and C・・52.2%, Vertical Phaco ch…>>続きを読む
"告白" 湊かなえ著 双葉文庫 を読んだ。 この本は、ある殺人事件について、いろんな当事者の立場から告白していくミステリーだ。 内容についてはネタバレになるので控えるが、面白いのがすべての人の告白が少しずつ事実と異なっている点だ。 だから何が真実なのかわからない構造になっている。 〜〜〜〜〜〜〜〜 …>>続きを読む
アメリカでは1970年代に、それまで離婚は夫婦双方の合意が必要であったが、どちらか一方の請求のみにより離婚できるという制度を採用する州が増えた。 そこで離婚しやすい法律に変わり、どれだけ離婚率が変化したのか、Wlofersが解析した。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 彼の分析によると、、離婚率は一時的に上昇す…>>続きを読む
「認識する人がいるから世界は存在する」 「認識する人がいなければ世界は存在しない」 イギリスの哲学者ジョージ・バークリーの思想だ。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜 知覚することで初めて物体は存在する。 そんなわけないと常識的に否定するが、実はバークリーの思想が荒唐無稽でないと思う状況も多々ある。 ガザ地区でイス…>>続きを読む
昨日は変則的な日。午後の外来をやめて、手術日にした。 白内障10件、硝子体注射1件、眼瞼下垂1件(両眼) 合計12件の手術が2時間半だった。 1件あたり12.5分。患者さんの入れ替えや降圧剤点滴などの時間を含んでいるので、極めて速い手術ができた。 どうしてこんな短時間で沢山手術ができるのか。 血圧が…>>続きを読む
昨日は身だしなみについてのルールを策定、周知した。 髪のカラー、爪、服装、ガウン、靴、ピアス、ネックレスなどを取り決めた。 職場は患者さんが安心してもらえ、清潔感のある格好が望ましい。 いちいちルールを決めるのは嫌だけど、ルールが無いとエスカレートしてしまう。 職員同士が服装について注意し会えるよう…>>続きを読む
昨日はHOYA Vivinex Impressの講演会を夜視聴した。 Vivinex Impressは保険適応の最新眼内レンズだ。 遠方に焦点を合わせたときある程度手元まで見ることができる、焦点深度拡張型眼内レンズである。 今日本で認可されている、テクニスアイハンス、レンティスコンフォートに続く、3…>>続きを読む